先日のくしゃみで痛めた肩が治りきらず、まだ右肩に痛みと違和感があったので久しぶりに針治療に行ってきました。
大久保にある鍼灸院で今回2回目。
場所柄のせいか、日本とは思えないくらいディープな雰囲気を醸し出していて、友達が通っているところでなければ、ちょっとためらうくらいのところ。
院内ではいつもながらお灸の煙が立ち込め、最初はちょっとむせてしまう。
2回目となれば緊張もそれほどなく、チクチク鍼をさしていただき、要らない血(滞留している悪い血)を抜いてもらい、お灸をすえる。
右肩に至っては、お灸の熱さもわからないくらいに凝り固まっていたらしく、施術していただいた後はだいぶすっきり。
行くたびに、鍼とか、漢方とかの東洋医学って本当に不思議だなあと思います。
大学の時になぜかいろんな授業で観た東洋医学に関するDVDでは、開頭手術の全身麻酔に鍼を用いることで感覚を麻痺させ、麻酔薬の量を西洋医学で使用する量の半分以下に止める事が出来ていました。これはもちろん患者の体の負担がすごく軽くなる。
中国の総合病院では、東洋医学と西洋医学を併用することでお互いの利点を活かし不足点を補っているシステムになっていると紹介されていて、なるほどなあと思ったのを今になっても思い出します。
東洋医学や西洋医学の違いって面白い。
たとえば頭痛があったら、西洋医学では鎮痛剤を飲むことで「痛みを感じなくする」のに対して、漢方なんかの東洋医学は「痛みの元を断つ」という医学。ケースバイケースなのでどちらがより良いという事ではないし、痛みを我慢することでストレスになり、体の他のところにまで影響が出るくらいなら、いったん痛みを感じないように薬を飲むのは必要だと思う。
すべての治療がこの違いではないけど、ざっくり分けるとそんな印象。
どちらがより効果的だとか優秀だとかではなく、それぞれに用途や役割があるので、併用する事で体にストレスのない解決方法を見出せたら良いなあと思うんだけど、どうしても東洋医学って眉つばと思われがちですよね。
それって起源の不明瞭さからくるのかなあ。と、私は勝手に思うのだけど。
信頼してるし効果を感じつつも、マッサージ屋さんとか鍼治療院とかに行くと見かける人体経絡秘孔図(?)を見るたびに不思議でしょうがない。
この地図が完成(したのか?)するまでの道のりとかいろいろ想像してしまったり。
前述のDVDでも中国の病院で漢方を調合している人が、「レシピは特にない。ずっと昔から同じ手法で調合している」というような事を答えていました。
科学的根拠のあるデータに集約されていないからと言って「根拠がない」と言い切るのは乱暴だけど、やっぱり不思議だと思ってしまう。
まあ、西洋医学に晒されて生きてきた私にとって、納得しつつ不思議に感じたとしても、昔から東洋医学が治療の中心にある人たちにとっては、歴史と経験こそがデータであり、ごく自然なことなのかもしれない。
久しぶりに鍼に行って、またしても東洋と西洋医学の不思議について考えました。
I went to get an acupuncture the other day to minimize the pain on my shoulder.
I got needles, sucked the wasted blood and got moxa cautery treatment. Now I feel much better, though I feel a bit of pain still.
Whenever I go get an acupuncture and/or massage see the map of human body with acupuncture/acupressure points, I always think of the wonders of Eastern medicine and its difference to Western medicine.
Of course I believe in and trust the effect of Eastern medicine such as massage and Chinese herbal medicine, but it seems that Eastern medicine is treated as something iffy (just me???)
Maybe it is because that Eastern one doesn’t seem it’s based on the scientific bases compare to the Western one.
When I was in college, I saw the DVD about Eastern medicine. In the video, a person was getting an operation for his head to remove the tumor.
It required general anesthesia for the operation, and doctor applied acupuncture to make his nerve numb instead of using full doze of anesthetic.
The doctor used only the half or less amount of anesthetic used in Western medicine, so of course it reduced the physical burden of the patient.
It is amazing how it works.
But at the same time, how can they be sure it works??
In the video, it also showed the room where the Chinese herbal medicine is prepared. It goes in the video, “there is no recipes here, we just mix the herb as it had been done since Thousands of years ago.”
Again, how can they be sure?
It is amazing how it works and I am not saying that Eastern one is better than Western nor vice versa.
Both have advantages and disadvantages, so I think it is wise to use the mixed treatment like the above mentioned operation.
Well, though there is no “scientific date”, the long history and experiences are the DATA to be based on.
And as a person who grew up based on Western medicine in general, I cannot stop being amazed by the wisdom and knowledge they strongly trust on.